SQLでテーブルを作成する時は、CREATE TABLE文を使用します。
作成したテーブルをSQLで削除する時は、CREATEの代わりにDROPを使います。
今回は、SQLでテーブルを削除する際に使用する構文のDROP TABLE文について紹介します。
削除するテーブル
DROP TABLE文で削除するテーブルとして、以下のテーブルを用意します。
四半期マスタ
四半期マスタテーブルの列定義は、次のようになります。
列名 | データ型 | 主キー |
---|---|---|
四半期ID | int | ○ |
四半期名 | varchar(10) | |
開始日 | date | |
終了日 | date |
四半期マスタテーブルを作成するSQL
四半期マスタのCREATE TABLE文
四半期マスタテーブルを作成するCREATE TABLE文は、以下のようになります。
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CREATE TABLE 四半期 ( 四半期ID int, 四半期名 varchar(10), 開始日 date, 終了日 date, PRIMARY KEY(四半期ID) ); |
四半期マスタのINSERT文
四半期マスタにデータを挿入するINSERT文も記載しておきます。
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INSERT INTO 四半期 (四半期ID, 四半期名, 開始日, 終了日) VALUES (1, '第1四半期', '2020-04-01', '2020-06-30'), (2, '第2四半期', '2020-07-01', '2020-09-30'), (3, '第3四半期', '2020-10-01', '2020-12-31'), (4, '第4四半期', '2021-01-01', '2021-03-31'); |
テーブルの削除
テーブルを削除する際は、DROPステートメントを使用します。
DROPステートメントでは、削除するオブジェクトの形式(タイプ)を続けて指定します。
テーブルを削除する場合は、「DROP」と記述した後にスペース文字列(改行等でもOK)を入れて「TABLE」(テーブル)を記述します。
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DROP TABLE |
「TABLE」を記述した後にスペース文字列を入れて削除するオブジェクト(テーブル)の名前を記述します。
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DROP TABLE テーブル名 |
以下に四半期マスタテーブルを削除する場合のDROP TABLE文を示します。
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DROP TABLE 四半期; |
上記のSQLを実行すると作成した四半期マスタテーブルがデータごと削除されます。
DROP TABLE文では、削除するテーブルにデータが登録されているかどうかにかかわらず、テーブルが削除されますので、登録されているデータも同時に削除されます。
既にあるテーブルを再作成するときには、CREATE TABLE文を実行します。
DROP TABLE文はテーブル再作成時のCREATE TABLE文の実行前に使用することが多々ありますので、CREATE TABLE文とセットで覚えておくとよいでしょう。