データベースのテーブルを削除するSQL DROP TABLE

SQLでテーブルを作成する時は、CREATE TABLE文を使用します。

データベースのテーブルを作成するSQL CREATE TABLE
SQL文では、既存のテーブルに対してINSERT、UPDATE、DELETEなどのステートメントを使用して、テーブルやビューのデータ(レコー...

作成したテーブルをSQLで削除する時は、CREATEの代わりにDROPを使います。

今回は、SQLでテーブルを削除する際に使用する構文のDROP TABLE文について紹介します。

削除するテーブル

DROP TABLE文で削除するテーブルとして、以下のテーブルを用意します。

四半期マスタ

四半期マスタテーブルの列定義は、次のようになります。

列名 データ型 主キー
四半期ID int
四半期名 varchar(10)
開始日 date
終了日 date

四半期マスタテーブルを作成するSQL

四半期マスタのCREATE TABLE文

四半期マスタテーブルを作成するCREATE TABLE文は、以下のようになります。

四半期マスタのINSERT文

四半期マスタにデータを挿入するINSERT文も記載しておきます。

テーブルの削除

テーブルを削除する際は、DROPステートメントを使用します。
DROPステートメントでは、削除するオブジェクトの形式(タイプ)を続けて指定します。
テーブルを削除する場合は、「DROP」と記述した後にスペース文字列(改行等でもOK)を入れて「TABLE」(テーブル)を記述します。

「TABLE」を記述した後にスペース文字列を入れて削除するオブジェクト(テーブル)の名前を記述します。

以下に四半期マスタテーブルを削除する場合のDROP TABLE文を示します。

上記のSQLを実行すると作成した四半期マスタテーブルがデータごと削除されます。
DROP TABLE文では、削除するテーブルにデータが登録されているかどうかにかかわらず、テーブルが削除されますので、登録されているデータも同時に削除されます。

既にあるテーブルを再作成するときには、CREATE TABLE文を実行します。
DROP TABLE文はテーブル再作成時のCREATE TABLE文の実行前に使用することが多々ありますので、CREATE TABLE文とセットで覚えておくとよいでしょう。