SQL Server Management Studio(SSMS)のクエリエディターで選択範囲をコメントアウト(または解除)する

SQL Server Management Studio(SSMS)のクエリエディターを使っていて、一時的にSQLの一部をコメントアウトしたい場合があります。

SQLをコメントアウトする際は、行の先頭に「--」を付加するか、コメントアウトする部分を「/*」と「*/」で囲みます。

SQL Server Management Studioのクエリエディターには、行頭に「--」を付加する形式のコメントを設定する機能が用意されています。

今回は、クエリエディターで選択した範囲をコメントアウトする方法について紹介します。

SQL Server Management Studio(SSMS)で選択範囲をコメントアウトする

選択範囲のコメントアウトは、メニューバーの「編集」メニューから行います。

SSMS メニューバーの編集

メニューバーの「編集」をクリックするとサブメニューが表示されますので「詳細」をクリックします。

SSMS メニューバーの編集の詳細

「詳細」をクリックするとサブメニューが表示されますので「選択範囲のコメント」をクリックします。

SSMS メニューバーの編集の詳細の選択範囲のコメント

「選択範囲のコメント」をクリックすると、クエリエディターで選択されている範囲の行がコメントアウトされます。

例えば、クエリエディターで以下のように選択していた場合は

SSMS クエリエディターコメントアウト前

コメントアウトすると、次のようになります。

SSMS クエリエディターコメントアウト後

SQL Server Management Studio(SSMS)で選択範囲のコメントアウトを解除する

選択範囲のコメントアウトの解除も、メニューバーの「編集」メニューから行います。
選択範囲のコメントアウトの解除を行うメニューは、「選択範囲のコメント」と同じメニュー内にあります。

メニューバーの「編集」をクリックしてサブメニューを表示します。
サブメニュー内の「詳細」をクリックしてサブメニューを表示します。
サブメニュー内の「選択範囲のコメントを解除」をクリックします。

SSMS メニューバーの編集の詳細の選択範囲のコメントを解除

選択範囲がコメントの場合は、コメントの解除が行われます。

例えば、クエリエディターで以下のように選択していた場合は

SSMS クエリエディターコメントアウト解除前

次のようにコメントが解除されます。

SSMS クエリエディターコメントアウト解除後

コメントアウトのショートカットキー

クエリエディターで選択している範囲をコメントアウトにする、またはコメントアウトを解除する操作には、ショートカットキーが割り当てられています。

選択範囲のコメントは、Ctrl + Kキーを押してから、Ctrl + Cキーを押します。

選択範囲のコメントを解除は、Ctrl + Kキーを押してから、Ctrl + Uキーを押します。

SSMS クエリエディターコメントアウトのショートカットキー