Bulmaのヒーローバナー Hero Banner(Header) [CSSフレームワーク]

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Webページをデザインしていると、横幅いっぱいに広がったバナーを配置したい時があります。

Bulmaには、このようなバナーを配置するためのクラスが用意されています。

今回は、全幅バナーを追加するheroクラスを紹介します。

印象的なヒーローバナーを作成するheroクラス

heroクラスを使用すると、Webページに全幅(横幅がフルサイズ)のバナーを配置することができます。
バナーの高さは用途に合わせて、ページ全体やページの半分などが選択できます。

heroクラスは、ヒーローバナーのメインコンテナ要素に指定します。
heroクラスを指定したヒーローバナー内には、様々な要素(コンテンツ)を配置することができます。

ヒーローバナー要素の子要素に直接要素を配置すると、以下のように全幅で表示されます。

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果
※ ここでは、わかりやすくするために枠線を表示しています。(以下のHTMLでは枠線部分の記述は省略しています。)

HTML

heroクラスのサブクラス(子要素に指定するクラス)

heroクラスには、要素を配置する前にヒーローバナーのボディとなる子要素(hero-body)を配置します。
heroクラス内に配置する要素は、ヒーローバナーのボディとなる要素の子要素に配置します。
そうすることで、ヒーローバナー内に配置した要素が横幅全体に広がらなくなります。

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

上記の例では、heroクラスの子要素にhero-bodyクラスを指定した要素を配置し、その中にinputやbuttonなどの要素を配置しています。

heroクラスのサブクラス(子要素)には

  • ヘッダー部を追加するhero-headクラス
  • ボディ部分を追加するhero-bodyクラス
  • フッター部分を追加するhero-footクラス

が指定できます。

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

hero-head、hero-body、hero-footの各クラスを指定すると、ヒーローヘッダーが縦に3分割されます。

hero-headクラスを指定した要素はヒーローバナーの上部に配置され、hero-footクラスを指定した要素はヒーローバナーの下部に配置されます。
hero-bodyクラスを指定した要素は中央に配置され、内部の要素は縦中央揃えで配置されます。

ヒーローバナーの用途

ヒーローバナーは、ページのどこにでも配置できますが、最も多い用途はヘッダーとして利用になります。(ヒーローヘッダー)

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

ヒーローバナーの色

ヒーローバナーには、Bulmaに定義されている色を指定することができます。

指定できる色には、以下のものがあります。

  • Primary
  • Link
  • Info
  • Success
  • Warning
  • Danger
  • White
  • Light
  • Dark
  • Black

Primary

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Link

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Info

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Success

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Warning

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Danger

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

White

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Light

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Dark

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Black

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

ヒーローバナーのサイズ

ヒーローバナーのサイズは、通常サイズの他に、小、中、大、ページの高さの半分(ビューポートの高さの半分)、ページの高さ全体(ビューポートの高さ)が指定できます。

Small

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Medium

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Large

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Halfheight

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

Fullheight

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

halfheightクラスとfullheightクラスを指定する場合は、hero-bodyクラスを指定する要素と子要素のtitleクラスまたはsubtitleクラスを指定する要素との間に要素(div)を挟まないと、配置したタイトルやサブタイトルなどの要素が改行されない場合が必要があります。

固定ナビゲーションバー使用時のis-fullheightの指定

固定されたナビゲーションバーを使用している場合は、ヒーローでis-fullheight-with-navbar修飾子を使用して、ビューポートの高さからナビゲーションバーの高さを引いた値でヒーローヘッダーの高さを設定することができます。

Bulmaのheroクラスとサブクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

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