Bootstrapのテーブル(Table)

Bootstrapでテーブル(Table)を装飾する方法を紹介します。
BootstrapはTwitter社が開発したCSSフレームワークです。
Bootstrapではtableタグ(<table>)のclass属性に用意されているをクラスを指定するだけで、簡単にテーブルを装飾することができます。

Bootstrapを導入する方法については、以下の記事を参照してください。

Bootstrapを導入(インストール・CDNから参照)する
Twitter社が開発したCSSフレームワークのBootstrapを使うと、通常はCSSを自分で書かなければならないスタイルも簡単に実現でき...

テーブルの設定ルール

Bootstrapに用意されているテーブルのスタイルを適用するには、class属性に「table」を指定します。

サンプルコード

以下に.tableクラスを適用したテーブルの装飾例を記載します。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

テーブルの色を反転させる

class属性に「table-dark」を指定することで、テーブルの色を反転することができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

テーブルのヘッダーの色を設定する

theadタグ(<thead>)のclass属性にBootstrapに用意されているクラスを適用することで、テーブルのヘッダーの色を灰色にしたり、反転させたりすることができます。
「thead-light」を指定すると灰色になり、「thead-dark」を指定すると色が反転します。

ヘッダーの色を灰色にする

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

ヘッダーの色を反転させる

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

テーブルの行の色を交互に設定する

tableタグ(<table>)のclass属性に「table-striped」を指定することで、行 (<tbody>内の<tr>)の色が交互に変わります。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

セルの罫線を表示する

tableタグ(<table>)のclass属性に「table-bordered」を指定すると、セルに罫線を表示することができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

境界線の罫線を表示しない

tableタグ(<table>)のclass属性に「table-borderless」を指定すると、テーブル、行、セルの罫線をなくすことができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

ホバー(マウスオーバー)時に行をハイライトする

tableタグ(<table>)のclass属性に「table-hover」を指定すると、マウスがある行をハイライト表示することができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示
明細の2行目にマウスカーソルを合わせた状態。

セル内の余白(パディング)を狭くする

tableタグ(<table>)のclass属性に「table-sm」を指定すると、セルのパディング(padding)が指定しないときの半分になります。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

行またはセルに色を設定する

trタグ(<tr>)またはtdタグ(<td>)のclass属性に色を表すコンテキスト「table-active」などを指定すると、行またはセルの色を設定することができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

テーブルの見出し(キャプション)

captionタグ(<caption>)を使用するとテーブルに見出し(キャプション)を付けることができます。

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

レスポンシブテーブル

レスポンステーブルを使用すると、テーブルにスクロールバーを表示し、水平方向にスクロールさせることができます。
レスポンシブテーブルを指定する際は、tableタグ(<table>)をラップする要素を用意し、class属性に「table-responsive」を指定します。
ブラウザーの幅に対応したブレークポイントごとにレスポンシブテーブルを指定する場合は「table-responsive-sm」「table-responsive-md」「table-responsive-lg」「table-responsive-xl」を指定します。
(sm: Small, md: Medium, lg: Large, xl: Extra large)

常にスクロールする

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示

特定の幅(ブレークポイント)でスクロールする

ブラウザーでの表示

Bootstrap テーブル ブラウザーでの表示
上記の例では「table-responsive-sm」を指定して、ブラウザーの幅がSmall以下の場合にのみスクロールするようにしているので、幅がMideum以上の場合はスクロールバーが表示されず、テーブルがブラウザーの幅をはみ出して表示されます。

まとめ

今回はBootstrapのテーブルの使い方をご紹介しました。
Bootstrapのテーブルの装飾は、様々な形式が用意されているので、独自のスタイル(CSS)を定義しなくても、すぐに見栄えの良いテーブルのスタイルが適用できます。
また、レスポンシブに対応するための定義も用意されているので、色々なデザインのWebサイトに柔軟に対応することができます。