Bulmaの通知メッセージボックス Notification [CSSフレームワーク]

Bulma ロゴ トップ バナー

Webページでは、何かの情報をユーザーに通知したり、警告したりすることがよくあります。

例えば、不正な値が入力された時の警告や、処理が中断してしまった時のエラー、処理が完了したときの報告の表示などです。

Bulmaには、ユーザーに情報を知らせる際に使用できるUIを作成するためのクラスが用意されています。

今回は、通知ボックスを表示する際に使用するnotificationクラスを紹介します。

情報を通知するボックス(ブロック)を作成するnotificationクラス

notificationクラスを使用すると、通知メッセージを表示するボックスを簡単に作成できます。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

通知メッセージを表示するボックスでは、通常メッセージを閉じる(削除する)ための削除ボタンを配置します。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

通知ボックスの削除ボタンには、Bulmaのdeleteクラスが使用できます。

Bulmaのデリートボタン Delete [CSSフレームワーク]
WebページやWebシステムでは、しばしばメッセージボックスやモーダルダイアログボックスなどのユーザー対話型のUIを実装することがあ...

通知ボックスの色

通知ボックスの色はBulmaに用意されているいくつかのカラーで変更することができます。
変更できるカラーには、Bulmaに定義されているテーマカラーなどが使用できます。

Bulmaのテーマカラーには、以下の6種類があります。

  • primary
  • link
  • info
  • success
  • warning
  • danger

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

色を変更する際は、notificationクラスを指定した要素に色を示すクラスを追加で指定します。

6種類のテーマカラーには明るい形式(ライトカラーバージョン)が用意されています。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

HTML

明るい形式を利用する際は、is-lightクラスを追加で指定します。

notificationクラスの使用例(実装例)

notificationクラスを使用した通知ボックスの表示例として、ここではボタンがクリックされた時に通知メッセージが表示され、通知ボックスの削除ボタン(×ボタン)がクリックされた時に通知ボックスを閉じる処理を実装します。

HTML

JavaScript

HTMLには通知ボックスを表示するブロック(領域)と、通知ボックスを表示するボタンを配置しています。
JavaScriptでは、ボタンがクリックされた時のイベント(clickイベント)で通知ボックスをブロックに追加する処理と、通知ボックスの削除ボタンがクリックされた時のイベントで通知ボックスをブロックから削除する処理を実装しています。

上記のコードをブラウザーで表示すると、以下の画面が表示されます。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

ボタンをクリックすると、通知ボックスが表示されます。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

削除ボタンをクリックすると、通知ボックスが消えます。

Bulmaのnotificationクラスの実装サンプルをブラウザーで実行した結果

Bulma 入門 Tips 一覧